牟岐・出羽島アート展
島の人びと
122955
2016.04.05
NPO法人ひとつむぎねことしょ牟岐出羽島アート展移動図書館
牟岐・出羽島アート展の最終日、ある展示ブースの前に人だかりができていました。
徳島、関西圏の大学生らが集まり運営をするNPO法人ひとつむぎ。
彼らは自らをよそ者と呼び、彼らの視点だからこそ見える魅力や課題、今ある魅力を知る学びの場と新たに作る魅力的なまちづくり。
”ひと”と”ひと”をつむぐことによって生まれる教育やまちづくりを目指している団体です。
http://hitotsumugi.org
彼らはアート展期間中に「ねことしょ」という移動図書館を展示、運営をしていました。
「ねことしょ」とは、
静かな島でのんびり読書ができれば…
連絡船を待つ間のほんのひとときや街の喧騒を逃れ、羽休めするときなど、ちょっとした時間に利用出来る図書館があれば…
そんな思いから出羽島ではとてもポピュラーな「ねこぐるま」に本を乗せて移動図書館を!というコンセプトで生まれました。
この日は子供たちに絵本の読み聞かせをしている最中でした。
大自然に囲まれたゆったりと流れる時間の中、絵本に夢中の子供達、それを見守る大人たち…
それを見た近所のおばさんが寒天のゼリーを持ってきてくれたり…
「ねことしょ」によって”ひと”と”ひと”が繋がる。そんな場所がここにはありました。