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2022.08.01
牟岐町教育委員会では、昨年度、宝くじの助成金をいただき、土地の所有者の方々のご理解と島民の方々のご協力の下、長年耕作放棄地となっていた出羽島の段々畑をお借りし、果樹やハーブ・野草や野菜など多様な植物を共に育てることで、手間をかけなくても自然に育っていく栽培方法「フォレストガーデン(食べられる森)」を、約10ヶ月の期間をかけて学びながら実践し、段々畑を元の姿に「再生」させ「活用」していくワークショップ『海に浮かぶ食べられる森プロジェクト』を実施しました。県内から集まった18名の参加者により、耕作放棄地だった約2,000㎡の段々畑を復旧させ、100種類以上の果樹・野菜等の植物を植栽しました。
今年度は、当ワークショップの講師として積極的に活動してくれた島民の原田友彦さんが中心となって、徳島県の補助事業・「大阪・関西万博」とくしま魅力発信チャレンジ事業(https://www.furusato-tax.jp/gcf/1601)の事業採択を受けました。昨年度より出羽島の段々畑で行われてきた「SDGs」の取り組みを発展させて、出羽島の新たな魅力の一つとして日本全国へ発信を行うことで、2025年に開催される「大阪・関西万博」の機運醸成を図る活動へと繋げていく予定となっております。
『食べられる森』へと生まれ変わる出羽島の段々畑へ、皆様もぜひ一度お越しください。